燕市は1911年に金属洋食器(カトラリー)の 製造を開始し、2021年で110年を迎えました。 1868年創業の小林工業株式会社も、燕の 産業の発展に尽力した会社の一つです。 創業当初は、矢立や灰ならしのような家庭用金物の鍛冶工房から始まり、1915年に はカトラリーの生産を開始。
第二次世界大戦後の1946年まだ一般的 ではなかったステンレスにいち早く着目し、試行錯誤の末ステンレスカトラリーの生産を 軌道に乗せ、1947年には法人組織に改組して小林工業株式会社を設立し、同時 に「ラッキーウッド」の商標を制定しました。 昭和30年代、デザインと広告の軍要性を 強く認識し、オリジナルデザインとメ ーカー ブランドによる責任と保証の方針を推し 進めた結果、数多くのグッドデザイン賞、ロングライフデザイン賞に輝きました。
今展覧会は、歴代製品を 同に艇め、品質 と造形美に徹底的にこだわる先に生み出さ れた美 しいカトラリーと小林工業株式会社が歩んだ153年の軌跡を紹介いたします。
ラッキーウッド 小林工業株式会社展
ー153年の軌跡ー
- 会期/2021年8月6日〜9月20日まで
- 会場/燕市産業史料館
新潟県燕市大曲4330-1
TEL 0256-63-7666
- 観覧料/大人400円、小・中・高校生100円
- 開館時間/午前9時~午後4時30分
- 休館日/月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日